熊本県立大学生の来訪がありました
【日時】令和6年1月24日(水)
【場所】熊本市健康センター新町分室2階 多目的ホール
熊本県立大学(西森利樹准教授のゼミ2年生)との合同企画は、令和2年度からスタートし今回で3回目の取り組みでしたが、「高齢者や子どもの福祉分野において体験的に学ぶ機会にして欲しい」との要望に合わせ企画しました。
熊本市社協に来ていただき、高齢者あるいは知的・発達障がいを知ってもらうための疑似体験、ワークショップを行い市社協職員も一緒に学びを深めました。
西森ゼミには、今年度から地域のふれあい・いきいきサロン等の機会においてeスポーツの普及啓発やサロンの活性化にご協力をいただいております。
冒頭では、熊本市内の地域のふれあい・いきいきサロン事業を中心に「熊本市社会福祉協議会の取組について」を地域福祉推進課の職員から説明を行ないました。
その後、通常の使い方ではありませんが、高齢者疑似体験としてゴーグル(視野狭窄、黄変の体験)、イヤーマフ(聴覚の変化、難聴の体験)を装着しながらeスポーツを体験してもらいました。
続いて、社会福祉法人 熊本市手をつなぐ育成会の西 惠美会長に『知的・発達障がいを知ってもらうための疑似体験ワークショップ』をお願いしました。ワークを通じて、知的障がい、発達障がいのある人はどのように見えているか、聞こえているかを体験してもらいました。一度に多くの情報をまとめることができず、一部のみに焦点を当ててしまい、詳細なことにこだわってしまうシングルフォーカス(一部分に注目)という特性などを体験的に理解していただく機会となりました。
学生からの感想として、「高齢者や障がいのある方を疑似的に体験することにより、当事者の気持ちやコミュニケーションとり方を学ぶ機会になった。」「相手の立場になって、気遣いや思いやりをもって接しないといけないと感じました。」などが聞かれました。
Prefectural University of Kumamoto(nisimoriAP.semi)20240124
<この記事に関する問い合わせ先>
地域福祉推進課 TEL 096-288-2748